ショール
ショール
名詞頻度ランク #43396 · 青空 261 例
標準
shawl
文例 · 用例
また向うからただ一人、洋紅色のコートを着た若い令嬢が俯向いたまま白いショールで口を蔽うて、ゆっくりゆっくり歩いて来る。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
とにかくそこいらを歩いている普通十人並の娘達と同じような着物に、やはりありふれたようなショールを肩へかけて、髪は断髪を後ろへ引きつかねている。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
左右の陳列棚にはスペイン・ショールや夜会服が模造人形に装飾されて、その下に並べられた化粧品からは嗜好的な香が発していた。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
最後に女訓導は、 ショールを面に被ふれば、アラーの守りあるごとし。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
いつものとおり地味すぎるような被布を着て、こげ茶のショールと診察用の器具を包んだ小さい風呂敷包とを、折り曲げた左の肘のところに上抱きにしていた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
ショールに眼から下をすっかり包んで、ややともすると足をさらおうとする雪の坂道を、つまさきに力を入れながらおせいはせっせと登っていった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
夫人は、いかにもよく整った面長な中高な顔に丸髷の両鬢を張って年にしては少し地味な柄の着物の襟を、幾枚も張り重ねた様に見せ、何故か、厚い毛皮のショールは膝の上の手に捲き付けている。
— 岡本かの子 『動かぬ女』 青空文庫
令嬢は、青いショールを、小皺一つなく滑らかに胸へ展べ、その先端を押えて重ね合せた派手な紫の羽織の袖口から、隠れた指の爪先だけが、つぶらに小な球の様にこぼれかかって見える。
— 岡本かの子 『動かぬ女』 青空文庫
作例 · 標準
寒い日には、暖かいウールのショールを羽織る。
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彼女は美しい模様のショールを肩にかけていた。
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このショールは、母が手編みしてくれた大切なものだ。
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ウィキペディア
ショール は、衣類の一種であり、肩にかけたり、頭からかぶったりして着用する。通常は四角形をした布で三角形になるように折って使うが、最初から三角形のものもある。
出典: ショール — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0