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襟巻き

えりまき異読 エリマキ
名詞
1
標準
scarf (esp. one worn for warmth)
文例 · 用例
両手をポケットに突込んだまま……紺の背広、鼠色のオーバー、黒の襟巻き……茶の中折れが飛んで……赤靴が片っ方脱けおちてて……顔半分を真赤に濡らして……それを凝視した儘、私は棒のように突立った。
夢野久作 線路 青空文庫
見下ろす先には、くすんだ中間色のロンドン市街、私もホームズの肩越しに覗いてみると、向かいの舗道に大柄の女が、ふっくらした毛皮の襟巻きを首に廻して、鍔広の帽子に大きな曲線を描いた赤い羽根をつけ、それを艶なデヴォンシア公爵夫人流に、片耳隠しで斜にかぶって立っている。
A CASE OF IDENTITY 同一事件 青空文庫
坐る前にまず、役立たずの小銃を地面に置き、鼠色の襟巻きに包んだ大きな荷物を下ろす。
A STUDY IN SCARLET 緋のエチュード 青空文庫
私は、どてらの上にそのまゝ外套を羽おり、襟巻きに頤を埋めて、そつと部屋を忍び出た。
牧野信一 病状 青空文庫
それからずっと目深く、うしろはボンノクボから前は眼から耳まで隠れるように冠る場合は、秘密の外出か訪問、又は変装用で、これに襟巻きをしてロイド眼鏡でもかけて首をちぢめると、ドンな名探偵でも誤魔化し得るという迷信から来たものである。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
その時、父には大変上等な襟巻きを、母には手提げか何かで、後は兄弟達の一人一人から、女中にまで振まって、おしまいに、自分の欲しいものを買おうと思った時には、お金がすっかり失くなっていたのだった。
宮本百合子 昔の思い出 青空文庫
彼の財産は、シャツ二枚半、襟巻き二本、毛糸の靴下が一、二足、コールテンの古半ズボン一着、銹びたかみそり一|挺、あちこち折りこんだ讃美歌の本一冊、それから、こわれた調子笛が一つであった。
故ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿より スリーピー・ホローの伝説 青空文庫
太郎さんも千代子さんも、あつい毛の襟巻きをまき、足には足袋を二つ重ねてその上に毛布と外套をかけて、お父さんお母さんの背なかにしっかり負われているのですが、それほどにしても、山の寒さは身にしみとおるほどきついのであります。
土田耕平 青空文庫
作例 · 標準
初雪が降り、朝晩は冷え込むので、厚手の襟巻きを首に巻いた。
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彼女は、お母さんが編んでくれた手編みの襟巻きを嬉しそうに眺めていた。
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「あら、その襟巻き、素敵ね!どこで買ったの?」友人に尋ねられた。
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マフラーとは違い、襟巻きは主に保温を目的として首に沿うように着用されることが多い。
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ウィキペディア

襟巻き(えりまき)・首巻き(くびまき)・マフラー は、首の周囲に巻く細長い長方形をした厚手の布。防寒具のひとつである。

出典: 襟巻き — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0