尋常
じんじょう
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #15771 · 青空 2345 例
標準
common
文例 · 用例
ずいぶん痩せ細っているようであったけれども身丈は尋常であったし、着ている背広服も黒サアジのふつうのものであったが、そのうえに羽織っている外套がだいいち怪しかった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
尋常五年生は毎年関東地方の地図を出品するといふことになる。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
――その父が今は母の昔であつたならばとても尋常では措くまい口を次の室から聞きながら、黙々としてゐる現在の父を、私は今傍でみてゐて可なり痛ましかつた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
」 尋常一年の男が甘えるやうにいつた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
尋常一年の弟は唯ポカンとしてゐた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
尋常な円錐形の峯に対し、やや繊細く鋭い峯が配置よく並び立っている。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
私どもはもう尋常五年生でしたからすらすら読みました。
— 宮沢賢治 『二人の役人』 青空文庫
なお「いきな話」とか「いきな事」とかいううちには、その異性との交渉が尋常の交渉でないことを含んでいる。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
作例 · 標準
これは尋常な状況ではなかった。何かが明らかに間違っていた。
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彼は、普通の仕事をして家族を育てながら、尋常な人生を送った。
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その芸術家の才能は尋常なものではなく、実に非凡だった。
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