礼法
れいほう
名詞
標準
etiquette
文例 · 用例
その前日、新宿の百貨店へ行って結納のおきまりの品々一式を買い求め、帰りに本屋へ立寄って礼法全書を覗いて、結納の礼式、口上などを調べて、さて、当日は袴をはき、紋附羽織と白|足袋は風呂敷に包んで持って家を出た。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
それでも、持参の結納の品々を白木の台に載せて差し出し、「このたびは、まことに、――」と礼法全書で習いおぼえた口上を述べ、「幾久しゅうお願い申上げます。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
小笠原流の礼法を標準としてロシアの百姓の動作を批評するようなものかもしれない。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
さなきだに葬礼法会ありしと聞けば、魚の腸に寄する鳶のごとく十里を遠しとせざる輩が、しかも丁寧に告知らせしに、召に応ぜざるはそもいかに、貴婦人方は本意なげなり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
これを支那の知礼法師に示して其答えを得ようというのである。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
彼のシバルリイは「我」を重んじて、軽々しく死し軽々しく生きず、我がシバルリイは生命を先づ献じて、然る後にシバルリイを成さんとするものゝ如かりし、己れの品性は磨くこと多からずして、他の儀式礼法多き武門に対敵して、反動的に放縦素朴に走りたり。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
繁雑なる礼法を設け、種々なる儀式を備ふるも、到底 Formality に陥るを免かれざりしなり、到底貴族的に流るゝを免かれざりしなり、之を要するに其の教ふる処が、人間の根本の生命の絃に触れざりければなり。
— 北村透谷 『内部生命論』 青空文庫
」「知ッてますよ、手習師匠兼業の奴なんで、媽々が西洋の音楽とやらを教えて、その婆がまた、小笠原礼法|躾方、活花、茶の湯を商う、何でもごたごた娘子の好な者を商法にするッていいます。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
作例 · 標準
茶道や華道を学ぶことは、日本の伝統的な礼法に触れる良い機会となる。
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彼女は、小笠原流の礼法を身につけており、立ち居振る舞いがとても美しい。
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国際的なビジネスの場では、相手の国の礼法を尊重することが重要だ。
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ウィキペディア
礼法(れいほう)とは、日本において望ましいとされる行動様式や心構えを指す言葉である。
出典: 礼法 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0