刎
はね
接尾辞助数詞頻度ランク #6068 · 青空 78 例
標準
counter for helmets, etc.
文例 · 用例
雪の宵 青いソフトに降る雪は 過ぎしその手か囁きか 白秋ホテルの屋根に降る雪は過ぎしその手か、囁きか ふかふか煙突|煙吐いて、 赤い火の粉も刎ね上る。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
しづかにしづかに酒のんでいとしおもひにそそらるる…… ホテルの屋根に降る雪は 過ぎしその手か、囁きかふかふか煙突煙吐いて赤い火の粉も刎ね上る。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
」 と前垂を横に刎ねて、肱を突張り、ぴたりと膝に手を支いて向直る。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
ばちやんと刎ねて、足袋はびつしより、わアと椅子を傾けて飛上ると、真赤になつて金魚が笑つた。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
忽ち、ざつとなつて、ポンプで噴くが如く、泥水が輪の両方へ迸ると、ばしやんと衣裳鞄に刎ねかゝつた。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
岩へ寄せて、ひよいと水から取らうとすると、アゝ擽つたい、輪なりに一つピンと刎ねて、ピヨイとにげて、スイと泳いで、澄ましてゐる。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
刎釣瓶の竹も動かず、蚊遣の煙の靡くもなき、夏の盛の午後四時ごろ。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
石垣のある土手を右に、左にいつも見る目より、裾も近ければ頂もずっと高い、かぶさる程なる山を見つつ、胴ぶくれに広くなった、湖のような中へ、他所の別荘の刎橋が、流の半、岸近な洲へ掛けたのが、満潮で板も除けてあった、箱庭の電信ばしらかと思うよう、杭がすくすくと針金ばかり。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
作例 · 標準
この兜は、一体何刎(なんばね)もする高級品なんだ。
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「あ、あのヘルメット、すごく立派な一刎(ひとはね)だね!」
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昔の武具は、今とは違う数え方をするものもある。「この鎧は三刎(みはね)だ」とか。
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