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転進

てんしん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
change of course
文例 · 用例
……饂飩屋の門に博多節を弾いたのは、転進をやや縦に、三味線の手を緩めると、撥を逆手に、その柄で弾くようにして、仄のりと、薄赤い、其屋の板障子をすらりと開けた。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
転進という、何かころころ転げ廻るボールを聯想させるような言葉も発明された。
太宰治 苦悩の年鑑 青空文庫
また髪は、何十度逢っても、姿こそ服装こそ変りますが、いつも人柄に似合わない、あの、仰向けに結んで、緋や、浅黄や、絞の鹿の子の手絡を組んで、黒髪で巻いた芍薬の莟のように、真中へ簪をぐいと挿す、何|転進とか申すのにばかり結う。
泉鏡花 菎蒻本 青空文庫
大王は同地に止まって敵を待つ事が当時の用兵術としては最も穏健な策であったが(大王自身の反省)、軍事的に自信力を得た大王は更に南方に進み、墺軍の交通線を脅威して墺軍を屈伏せしめんとしたが、仏軍の無為に乗じて墺将カールはライン方面より転進し来たり、ザクセン軍を合して大王に迫って来た。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
敵は巧みにこれを避け大王をして奔命に疲れしむるとともに墺軍主力はシュレージエンの占領を企図したので、大王も弱り抜いて十月下旬遂にシュレージエンに転進するに決した。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
しかしシュレージエン方面の状況が甚だ切迫して来たのでただちにこれに転進、途中ブレスラウの陥落を耳にしつつ前進、十二月五日有名なロイテンの会戦となった。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
しかるにデゴ戦闘後に狂喜した仏兵は、数日の間甚だ不充分なる給養であったため掠奪を始め、全く警戒を怠っていた所を、十五日ボルトリ方面より転進して来た墺軍の急襲を受け危険に陥ったが、ナポレオンは迅速に兵力を該方面に転進し遂にこれを撃破した。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
一、ロイテン会戦ロスバハに仏軍を大いに破ったフリードリヒ大王は戦捷の余威を駆って一挙に墺軍をシュレージエンより撃攘せんとしブレスラウに向い転進した。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
作例 · 標準
この会社は、環境問題への取り組みとして、事業の方向性を大きく転進させた。
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彼の研究は、従来の常識を覆す新しい分野へと転進した。
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時代の変化に対応し、企業は新たな戦略へと転進することが求められる。
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2
標準
shifting position (of retreating forces)
作例 · 標準
敵の追撃を避けるため、部隊は夜間に密かに転進した。
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指揮官は、戦況に応じて兵力の転進を命じた。
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戦略的な転進は、劣勢を挽回するための重要な戦術となる。
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転進(てんしん)とは、日本軍において使われていた言葉。

出典: 転進 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0