家門
かもん
名詞
標準
one's family
文例 · 用例
長頭丸が時|輪袈裟を掛け、印を結び、行法怠らず、朝廷長久、天下太平、家門隆昌を祈って、それから食事の後には、ただもう机にとした、すっきりとした、塵雑の気のない、平らな、落ついた、空室に日の光が白く射したような生活のさまが思われて、飯綱も成就したろうが、自己も成就した人と見える。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
結婚するに際して持参金目当てとか、家門のため、子孫繁栄のため、生活能率増進のため、放蕩防止のために結婚しようとするのは浅はかな考えであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
○九月、青年俳優練習のために、市川家門下の俳優らが、赤坂の稽古座にて開演。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
家門の体面といふ事もある。
— 岡本かの子 『小町の芍薬』 青空文庫
旧藩閥の明治の功傑たちは、新政府に従順だつた幕府方の旧権臣の家門を犒ふ意味から、その後嗣者を官吏として取り立てた。
— 岡本かの子 『過去世』 青空文庫
貴女はじめ家門の名誉と云う気障な考えが有る内は、情合は分りません。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
とあって、それから、夢入家門上沙渚、 天河落処長洲路、願君光明如太陽、 妾を放て、そうすれば、魚に騎し、波をって、その水中の木材よ、いで、浮べ、鰭ふって木戸に迎えよ、と睨むばかりに瞻めたのでござるそうな。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
ええ、何んですって――夢に家門に入って沙渚に上る。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
作例 · 標準
彼の言動は、名高い家門の出身者として恥じないものだった。
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この家門は、古くからこの地域の発展に貢献してきた。
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家門の誇りを胸に、彼は新たな事業に挑戦する決意をした。
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彼女は自分の家門の歴史を深く学び、その重みを理解していた。
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