家紋
かもん
名詞頻度ランク #33537 · 青空 48 例
標準
family crest
文例 · 用例
そして彼は客を受けるのに少くとも彼の家の紋章が持っている(欧洲古名家紋章録に載っている)骨董的品位にふさわしい程度には待遇しなければならないと考えている。
— 岡本かの子 『バットクラス』 青空文庫
またその人の家紋そのまま禽獣を墓碑に添えたのも多い(同誌十一輯三巻三一〇頁参照)。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
わが邦にも南部家の鶴など実際その家に奇瑞あった禽獣を紋としたものも少なからぬが、また『見聞諸家紋』に見えた諏訪氏の獅子のごとく、かつてわが邦に実在せぬものを用いたのもある。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
随って手洗い所が一番群集するので、喜兵衛は思附いて浅草の観音を初め深川の不動や神田の明神や柳島の妙見や、その頃|流行った諸方の神仏の手洗い所へ矢車の家紋と馬喰町軽焼淡島屋の名を染め抜いた手拭を納めた。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
福は内の晩に――年越しの豆撒の夜――火鉢の炭火のカッカッと熾っているのにあたっている時、あたしは祖父さんの遺品の、霰小紋の、三ところ家紋のついている肩衣をもってきて藤木さんの肩にかけて見た。
— 長谷川時雨 『朝散太夫の末裔』 青空文庫
」 アンナ・リヴォーヴナその他の女たちは、黙って払い下げ品ロマノフ家紋章入りの皿から氷菓と一緒にこまこました思いを飲み下した。
— 宮本百合子 『赤い貨車』 青空文庫
vaio は栗鼠族の動物の名、紋章の語にてはその皮模樣を紋所に現はすをいふ、ピーリ家の家紋はヴァイオの一縱線(即ち柱)を赤地にあらはしゝものなれはかく言へり〔サッケッティ、ジュオキ〕等フィレンツェの舊家名族を擧ぐ〔赤らむ家族〕「キアラモンテージ」家。
— LA DIVINA COMMEDIA 『神曲』 青空文庫
アルベルト・デルラ・スカーラ(淨、一八・一二一―三註參照)の長子にて父の死後ヴェロナ(ロムバルディアの)に君たり、その家紋は金の梯子の上に黒鷲のとまれるもの七三―七五〔いと遲きもの〕爲すこと即ち與ふること。
— LA DIVINA COMMEDIA 『神曲』 青空文庫
作例 · 標準
この着物には、代々伝わる我が家の家紋が染め抜かれている。
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寺の古い墓石には、様々な種類の家紋が刻まれている。
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祖父は自分の家紋をとても誇りに思っていて、よくその由来を語っていた。
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最近では、家紋をモチーフにした現代的なデザインの商品も増えている。
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