水栓
すいせん
名詞
標準
faucet
文例 · 用例
非道いのになると、新橋の芸者を落籍して納まっている親分や、共同水栓で茶の湯を立てている後家さんも御座るといった調子で、これが大多数の熊公八公や諸国人種と入れまじって、天晴れ乞食長屋を作り、お上の立ち退き命令を鼻であしらっているわけである。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
ボウトの底の水栓を外した儘下ろす、水も食糧も積み込まないうちに綱を引く。
— 牧逸馬 『運命のSOS』 青空文庫
そしてどれかの街路に来ている両会社の水栓を訪ねた後で出るまでの時間は水の種類についてのある事実を与えてくれる。
— ON THE MODE OF COMMUNICATION OF CHOLERA (1854) 『コレラの伝染様式について』 青空文庫
このチェルシー社の水を受け取っている人々はリネンまたは他の織物で水栓を覆って、大樽やタンクに入るようにする習慣を持っていて、2時間も経つとテーブルスプーン一杯のゴミがたまって種々の虫が動いていて、漉した水も充分には透明でない。
— ON THE MODE OF COMMUNICATION OF CHOLERA (1854) 『コレラの伝染様式について』 青空文庫
一般利用のための水栓が再び開かれ、川水の利用は禁止され、コレラは再び無くなり、2度と起きなかった。
— ON THE MODE OF COMMUNICATION OF CHOLERA (1854) 『コレラの伝染様式について』 青空文庫
ま、そんなに迄はしないでも、ふつうの家庭でも、フロ場、便所などの水栓の金具など、もすこし、サビない程度にだけでも、きれいにしておけないものだろうか。
— 吉川英治 『押入れ随筆』 青空文庫
その意図を勘違いして、ホースを持った男が水栓を勢いよくひねった。
— THE FOUR WHITE DAYS 『四日白魔』 青空文庫
向うの散水栓では側溝を忙しく洗浄し、消防車は列をなし、散水して通りを洗っている。
— THE RIVER OF DEATH 『死の川』 青空文庫
作例 · 標準
キッチンの水栓から、水漏れがするので修理を依頼した。
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この新しい水栓は、レバー操作で水量と温度を簡単に調節できる。
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「あら、水栓のハンドルが固くて回らないわ!」と、朝の洗面所で困った様子だった。
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