浴室
よくしつ
名詞頻度ランク #15751 · 青空 544 例
標準
bathroom
文例 · 用例
浴室の硝子障子を通して新緑の山を見てゐると、どこかで鶯が鳴いて居る。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
百數十人の人間が二人三人づつ交る/″\階下の浴室へ出掛けて行き、又歸つて來る。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
此外に浴室通ひ以外の室と室との交通、又女中や下男の忙はしい反復往來をも考慮に加へると、一秒間に三囘や四囘に達するのは雜作もないことである。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
僕はお絹が梨をむいて、僕が獨で入いつてる浴室に、そつと持て來て呉れたことを思ひ、二人で溪流に沿ふて散歩したことを思ひ、其優しい言葉を思ひ、其無邪氣な態度を思ひ、其笑顏を思ひ、思はず机を打つて、『明日の朝に行く!
— 国木田独歩 『湯ヶ原より』 青空文庫
森閑とした浴室、長方形の浴槽、透明つて玉のやうな温泉、これを午後二|時頃獨占して居ると、くだらない實感からも、夢のやうな妄想からも脱却して了ふ。
— 国木田独歩 『都の友へ、B生より』 青空文庫
政元の魔法は成就したか否か知らず、永い月日を倦まず怠らずに、今日も如法に本尊を安置し、法壇を厳飾し、先ず一身の垢を去り穢を除かんとして浴室に入った。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
すると、およその見当に温泉の浴室があり、その建物の高い軒下には天井の周囲を帯状にめぐらす明かり窓があって浴室内の電燈の光に照らされたその窓が細長い水平な光の帯となって空中にかかっている。
— 寺田寅彦 『人魂の一つの場合』 青空文庫
一つの可能性は、上記の浴室の軒の明かり窓の光が一時消えていたのが突然ぱっと一時に明るくなったと仮定すると、その光の帯が暗がりになれていた人の横目には一方から一方に移動する光のように感ぜられたのではないかということである。
— 寺田寅彦 『人魂の一つの場合』 青空文庫
作例 · 標準
一日の終わりに、温かい浴室でリラックスするのが好きだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
子供たちが浴室で遊んでいる間、洗濯物を干した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
このホテルの浴室には、大きなバスタブが付いている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア
浴室 は個人の衛生活動のための部屋で、一般的にはトイレ、シンク(洗面台)、バスタブ、シャワー、またはその両方が含まれている。一部の国では、トイレは通常は浴室に含まれるが、他の文化では、これは不衛生または実行しない方が良いと考え、それ用に独自の部屋を作っている。直下式トイレの場合、トイレは家の外にあることもある。
出典: 浴室 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0