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知識階級

ちしきかいきゅう
名詞
1
標準
intellectual class
文例 · 用例
何しろ近頃の世の中は、――尠くとも知識階級は、まるで肚が坐つてゐない。
中原中也 音楽と世態 青空文庫
もちろん今でも未開時代そのままの模範的な迷信が到るところに行われて、それが俗にいわゆる知識階級のある一部まで蔓延している事は事実であるが、それとは少し趣を異にした事柄で、科学的に験証され得る可能性を具えた命題までが、一からげにして掃き捨てられたという恐れはないものだろうか。
寺田寅彦 厄年と etc. 青空文庫
歸りのバスが澁川に近づく頃、同乘の兎も角も知識階級らしい四人連の紳士が「耳がガーンとした」とか「欠伸をしたらやつと直つた」とか云つたやうな話をして居る。
寺田寅彦 伊香保 青空文庫
例えば低気圧という言葉の意味すらよく呑込めていない人が立派な教養を受けたはずのいわゆる知識階級にも存外に多いのに驚かされることがある。
寺田寅彦 颱風雑俎 青空文庫
知識階級が全面的に誠意ある努力をこの点に払うならば必ず社会民衆が納得して使用するような新鮮味ある訳語が出来てくると信ずる。
九鬼周造 外来語所感 青空文庫
この道理を口を酸くして説いても、どうしても耳に入らぬ人が現代のいわゆる知識階級や立派な学者の中にでもいくらでも見出されるのは面白い現象である。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
世の中には、相当な知識階級の女でも、何か資金の都合のため、人の世話になるという手があります。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
舞台はいふまでもなく櫻の園の女|主人ラアネフスカヤの邸宅の廣間で、時は春の夜、その地方の名家もやがて沒落といふ悲しい運命の前にあるのだが、そこにはロシヤのいはゆる「千八百八十年|代の知識階級」である處のラアネフスカヤを初め、老若の男女|達の十|余人が集まつて舞踏に興じてゐる。
南部修太郎 文壇球突物語 青空文庫
作例 · 標準
知識階級の人々は、社会の動向に大きな影響を与える。
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その国では、知識階級が政治を主導している。
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知識階級の役割は、社会に新たな価値観を提示することだ。
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