ずんぐり
ずんぐり
副詞動詞-サ変
標準
short and stout
文例 · 用例
愛嬌もそっけもない、ただずんぐり大きい醜貌の三十男にすぎなくなった。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
ネルンストの「物理化学」もひやかしに一、二度聴いたことがあったが、西洋人にしては脊の低いずんぐりした体格で、それが高い聴講席をふり仰ぎながら活溌に手を振り身体を動かし頸を曲げてゼスチュアの賑やかな講義をして見せた。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
手綱が引かれて馬が止ると同時に防寒帽子の毛を霜だらけにした若いずんぐりした支那人がとびおりた。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
せいの低いずんぐりした唐は素手で敵の歩哨に掴みかゝって、のど笛を喰い切り、銃と剣を奪ってくるような男だった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
浪は、太って、ずんぐりして、ちっとも美しくなかった。
— 太宰治 『デカダン抗議』 青空文庫
押並んで、めくら縞の襟の剥げた、袖に横撫のあとの光る、同じ紺のだふだふとした前垂を首から下げて、千草色の半股引、膝のよじれたのを捻って穿いて、ずんぐりむっくりと肥ったのが、日和下駄で突立って、いけずな忰が、三徳用大根|皮剥、というのを喚く。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
その大高源吾とか云う、ずんぐりむっくりした人がね、笹を担いで浪花節で歩行いては、大事な土地が汚れるって。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
かてて加えて爪皮の掛った日和下駄で、見上げるばかり大いのが、もくもくとして肩も胸も腹もなく、ずんぐり腰の下まで着込んだのは、羆の皮を剥いた、毛をそのままにした筒袖である。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
「彼はずんぐりした体格で、愛嬌がある。」
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「そのキャラクターは、ずんぐりとしたフォルムが特徴的だ。」
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「ずんぐりした体型を気にして、ダイエットを始めた。」
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