錦鶏
きんけい
名詞
標準
golden pheasant
文例 · 用例
実際|画家のなかには、その人に会つたが為めに、折角|描いて貰つた錦鶏鳥の画までが厭になるやうな人も少くなかつた。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
和歌の例会の日には、黒塗の抱え車が門前にずらりと並んで、筆頭には、その頃錦鶏の間祗候田辺太一の愛娘であった花圃をはじめ、名家名門の令嬢紳士たちが花の如く集って来た。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
カナリヤ、錦鶏鳥、蜂雀、――美しい大小の剥製の鳥は硝子越しに彼を眺めている。
— 芥川龍之介 『早春』 青空文庫
――孔雀と錦鶏鳥とが、なんとかの花の間を飛びまはつてゐるつていふんだらう。
— 岸田國士 『牛山ホテル(五場)』 青空文庫