幻辞.com

失墜

しっつい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #21459 · 青空 125
1
標準
abasement
文例 · 用例
そのような律動のある相が人間肉体の生理的危機であって不安定な平衡が些細な機縁のために破れるやいなや、加速的に壊滅の深淵に失墜するという機会に富んでいるのではあるまいか。
寺田寅彦 厄年と etc. 青空文庫
たとえ公然と表立ってそれを指摘し攻撃する人がないとしても、それを審査し及第させた学者達は学界の環視の中に学者としての信用を失墜してしまわねばならないし、その学者の属する学団全体の信用をも害しない訳には行かない。
寺田寅彦 学位について 青空文庫
そのときは、もうたいして自分には興奮もない世の中ですが、その代り、失墜の心配もない。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
いかに、短冊としては、詩歌に俳句に、繍口錦心の節を持すべきが、かくて、品性を堕落し、威容を失墜したのである。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
我等二人の公敵が、それぞれ、厖大にして尊敬すべき二人の婦人に抱きかかえられつつ、手を組み足を蹴上げて跳ね廻る時、大法官も大作家も共に、威厳を失墜すること夥し。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
借財を背負つた身體を兄に曳かれて千葉を出たといふ姿で父兄への信用は其時失墜してしまつたのだ。
長塚節 開業醫 青空文庫
ドイツは内治の上では、全く宗教を異にしている北と南とを擣きくるめて、人心の帰嚮を繰って行かなくてはならないし、外交の上でも、いかに勢力を失墜しているとは云え、まだ深い根柢を持っているロオマ法王を計算の外に置くことは出来ない。
森鴎外 かのように 青空文庫
足利将軍の執事として威勢を振るっている間は、味方の大小名も虫を押さえて彼等の前に膝をかがめていたが、その信用も権威も失墜して、かれらを生かすも殺すも勝利者の心まかせという場合になると、一人も身を楯にしてかれらを擁護するものは無かった。
岡本綺堂 小坂部姫 青空文庫
作例 · 標準
度重なる汚職事件により、現政権の権威は完全に失墜した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
一度失墜した信頼を取り戻すには、並大抵の努力では足りないだろう。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
有力候補のスキャンダルが発覚し、彼のカリスマ性は一夜にして失墜した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview