講説
こうせつ異読 こうぜつ・こうぜち
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
explanation (by lecture)
文例 · 用例
さてあるべきではないから、寂心も涙を収め、人々も増賀をなだめすかして、ふたたび講説せしめた。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
日本に於ける望軍氣の術は支那よりの傳來であるか、邦人の發明であるか知らぬが、所謂兵法家者流の祕奧として珍重されたもので、いづれも板本では無いが、其の稀有奇怪なる氣の象を描いた着色圖、及び其の講説を録したものを目にした人は少くは有るまい。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
ハツバス・ダアダアが講説は、いつも此の如くペトラルカを揚げダンテを抑ふるより外あらざりき。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
日本に於ける望軍気の術は支那からの伝来であるか邦人の発明であるか知らないが、いわゆる兵法家達の秘伝として珍重されたもので、何れも板本(木版本)ではないが、その稀有奇怪な気の象を描いた着色図、及びその講説を記録したものを目にした人は少なくないだろう。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
竹逕の養父に代って講説することは、啻に伝経廬におけるのみではなかった。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
これをば縱令忍ぶべしとあきらめても、かゝる講説、鈔録は詮ずるところ彼のハルトマンが原書とおなじく、思想の化石とせらるゝことを免れざるべし。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫
淡淵は「其講経不拘漢宋、而別新古、従人所求、或用漢唐伝疏、或用宋明註解」平洲の如きも、「講説経義、不拘拘于字句、据古註疏為解、不好参考宋元明清諸家」と云ふのである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「福山の君につかへたまへる伊沢ぬし、くすしのわざにたけたまへれば、こたび医学館にて、其すぢのふみを講説すべきよし、おほやけのおほせごとかゞふりたまへるは、いと/\めでたきことになむありける。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
作例 · 標準
有名な仏教学者が、難解な経典の内容を一般の人にも分かりやすく講説してくれた。
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日曜日の午後、教会では牧師による聖書の講説が行われ、信者たちが熱心に耳を傾ける。
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古典文学の講説を通じて、当時の人々の恋愛観や死生観について深く考察する。
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