必死
ひっし
形容動詞名詞-の形容詞頻度ランク #3235 · 青空 2575 例
標準
frantic
文例 · 用例
芥川君のあの論文、及び最近における彼の多くの感想をよんだ人は、いかに彼が純粹な詩の憧憬者であり、ただ詩的なものの中にのみ、眞の意味の文學があり得ることを、必死に力説してゐるかを知るだらう。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
すべてそれらの自由にまで、いかに必死的な熱情をもつて過去を一貫したかといふこと。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
」とお旦那も、ここは必死で追ひすがり、「お願ひがございます。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
婆汁なんかをたくらんだのは大いに惡いが、しかし、このごろの繪本のやうに、逃げるついでに婆さんを引掻いて怪我させたくらゐの事は、狸もその時は必死の努力で、謂はば正當防衞のために無我夢中であがいて、意識せずに婆さんに怪我を與へたのかも知れないし、それはそんなに憎むべき罪でも無いやうに思はれる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
非情の自然が、自らその頑な固定性に飽いて、抗い出た自己嫌悪の旗印か、または非生の自然に却って生けるものより以上の意志があって、それを生けるものに告げようとする必死の象徴ででもあるのであろうか。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
蘇っては必死に美しさに盛返そうとするちから。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
男の心の中に、表現し得ずして表現し度い必死の気持が、歯噛みをした。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
もうそのうちにも船は沈みますし、私は必死となって、どうか小さな人たちを乗せて下さいと叫びました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
作例 · 標準
締切が迫り、彼は必死でレポートを書き上げた。
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「必死で逃げたが、犯人はもうすぐ追いついてくるだろう」
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「必死の形相で、彼はゴールテープを切った!」
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標準
inevitable death
作例 · 標準
「あの山頂まで必死で登ったが、残念ながら悪天候で景色は見えなかった」
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「必死の思いで、彼は嵐の中、船を操縦し続けた」
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「必死の状況だが、諦めずに最後まで戦おう!」
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標準
brinkmate (inevitable checkmate)
作例 · 標準
チェスで、王が逃げ場を失い、必死の局面となった。
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「このままでは詰みだ!必死の状況だ!」
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「相手の王は必死の局面だが、こちらの王も油断はできない」
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