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一所懸命

いっしょけんめい
副詞形容動詞名詞頻度ランク #22551 · 青空 399
1
標準
very hard
文例 · 用例
その特殊な文章は、丁度小學校の一年生が、鉛筆の心を舌で嘗めつけながら、一所懸命で紙の上に書きつけてる、あの片假名の作文を聯想させる。
萩原朔太郎 室生犀星に就いて 青空文庫
その日の眞晝近く、地上のすべての事物は、人も、樹木も、家屋も、電柱も、また砂にまぎれる小蟻さへも、息を途絶えさすやうな劇しい暑さに疲れ果てて、ぢつと聲をひそめて立つてゐるやうに思はれるその眞晝近く、私は理科大學研究室の窓際の机に向つて、一所懸命に蘭科植物の葉色素研究の爲めに顯微鏡を覗き込んでゐた。
南部修太郎 疑惑 青空文庫
私は一所懸命にその演説者の言葉の意味を拾おうと思って努力したが、悲しい事には少しも何の事だか分らなかった。
寺田寅彦 青空文庫
そこであの死骸を蔵元屋から担い出いた大風呂敷か何かが、そこいらに棄てて在りはせんかと一所懸命に探しまわったが、怪しい縄一筋、細引一本見当らんじゃった。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
僕もそれじゃ来年は勉強をして、猪のようにあばれて悪い事をする児と、猪のように一所懸命に好い事をする児の名前を集めよう。
夢野久作 犬のいたずら 青空文庫
金襴の着物を着た儘王様の椅子を飛び降りて「ワンワンワンワン」と吠えながら一所懸命に追っかけました。
夢野久作 犬の王様 青空文庫
「キイキイキイキイ助けてくれ」 と一所懸命もがいておる処へ、最前ドブに落ちた鳥さしがモチ棹を追っかけて来てこの様子を見ると、「雀が鵙を取ってくれた」 と喜んで鵙の首をキュットひねって袋に入れてモチ棹を担いで帰って行きました。
夢野久作 鵙征伐 青空文庫
そのあとからポチが一所懸命吠えながら追っかけて行きますと、やがて泥棒は通りかかったお巡査さんに捕まってしまいました。
夢野久作 犬と人形 青空文庫
作例 · 標準
彼は目標達成のため、寝る間も惜しんで一所懸命に勉強している。
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彼女が一所懸命に作った料理は、どれも心のこもった味がした。
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子供たちが一所懸命にボールを追いかける姿に感動した。
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新しいプロジェクトを成功させようと、チーム全員が一所懸命だ
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2
標準
(of a samurai) devoting oneself to (the defence of) one's territory
作例 · 標準
中世の武士は、主君から与えられた領地を一所懸命に守り抜いた。
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一所懸命」という言葉の語源は、武士が命をかけて一つの土地を守ったことにある。
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その武将は、先祖代々の土地を一所懸命の覚悟で治めていた。
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