九夏
きゅうか
名詞
標準
summer
文例 · 用例
九夏三伏の暑熱にも怯げず土佐炭|紅は魚屋の御用聞きなどを呼入れて、世話女房の酌で一杯やるといつた無事な日常、世人も羨む位であつた。
— 幸田露伴 『名工出世譚』 青空文庫
仙洞忠勤のおんむかし、九夏三伏のあつさにも、あせをのごひて終日庭中にかしこまり。
— 島崎藤村 『山家ものがたり』 青空文庫
それらきのふまでの街頭歌曲の寵児たちは九夏三伏の酷熱裡を或は南方の野に転戦したり、或はまた埒もなき軍用工場で一職工として酷使されてはしまつてゐたことだらう。
— 正岡容 『旧東京と蝙蝠』 青空文庫
作例 · 標準
九夏は過ぎ、秋の気配が漂い始めた。
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炎天九夏、人々は木陰で涼をとった。
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九夏を慈しむように、青葉が茂っていた。
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