煮る
にる
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #25557 · 青空 2476 例
標準
to boil
文例 · 用例
さしむかう鹿島の崎に霞たなびき初め、若草の妻たちが、麓の野に莪蒿摘みて煮る煙が立つ頃となった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
では、汽車の中に一人踞つて、真夜中の雨の下に、鍋で饂飩を煮る形は何だ?
— 泉鏡太郎 『銀鼎』 青空文庫
護摩壇に向つて、髯髪も蓬に、針の如く逆立ち、あばら骨白く、吐く息も黒煙の中に、夜叉羅刹を呼んで、逆法を修する呪詛の僧の挙動には似べくもない、が、我ながら銀の鍋で、ものを煮る、仙人の徒弟ぐらゐには感ずる。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
が、其の煮る、鋳る、錬りつゝあるは何であらう。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
」 仮に、もし、此を煮る事、鋳る事、錬る事が、其の極度に到着した時の結晶体が、衣絵さんの姿に成るべき魔術であつても、火に掛けて煮爛らかして何とする!
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
…… 鋳像家の技に、仏は銅を煮るであらう。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
が、人、女、あの華繊な、衣絵さんを、詩人の煩悩が煮るのである。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
水をたして、あとはくつくつくつと煮るんだ。
— 宮沢賢治 『水仙月の四日』 青空文庫
作例 · 標準
大根は、じっくり煮ると味が染み込んで美味しい。
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シチューは野菜を柔らかくなるまで煮るのがポイントだ。
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魚を甘辛く煮る日本の家庭料理は、海外でも人気がある。
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