泥道
どろみち異読 でいろ
名詞多音語
標準
muddy road
文例 · 用例
ここから土地の案内に精しい輿水象次氏が一行に加わって、泥道を歩き始める。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
豪雨の一夜、郊外の泥道、這うようにして荻窪の郵便局へたどりついて一刻争う電報たのんだところ、いまはすでに時間外、規定の時を七分すぎて居ります。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
雨に煙る泥道の上には彼れ一人の影が唯一つ動いた。
— 有島武郎 『幻想』 青空文庫
」と男は泥道についた足跡を指し示す。
— THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST 『自転車乗りの影』 青空文庫
」 曇りで霧も深い一一月の夕べのこと、ランベリの宿チェカーズに荷を預け、我々は馬車で、曲がりくねった長いサセックスの泥道を抜け、ようやくファーガソンの住む、周囲に何もない古い地主屋敷へと辿り着く。
— THE ADVENTURE OF THE SUSSEX VAMPIRE 『サセックスの吸血鬼』 青空文庫
それから直ちに「其の男」は手や着衣の血痕を流れで洗い落し、泥道に乗り棄ててあった自動車――ダッジ二四年型――を動かす可く近くのベエコン方を訪れて、ベエコンと、居合わせたウイリアム・ロウレンスの助力を乞うたのだった。
— 牧逸馬 『双面獣』 青空文庫
その翌日弟の試験日だ、私はそれを落した事を初めて知ったが、もう千日前の泥道にさような小さいものが存在すべきはずもなかった。
— 小出楢重 『めでたき風景』 青空文庫
追手は、泥田の間際で、踏み止まろうとしたが、はずみで、片脚を、田の中へ滑り込ませて、身体を反らした途端、泥道へ尻餅をついてしまったのであった。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
作例 · 標準
山道の途中で大雨が降り、泥道になって車がスタックしてしまった。
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子供の頃、泥道を気にせず走り回って遊んだ記憶がある。
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田舎の未舗装の道は、少し雨が降るとすぐに泥道になる。
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