塑像
そぞう
名詞
標準
plaster image
文例 · 用例
二科の彫刻塑像には帝展などのとちがって何となく親しめるものが多い。
— 寺田寅彦 『二科展院展急行瞥見記』 青空文庫
さつき体操をするやうに肩を動かした填合せと見えて、今は神の塑像のやうに凝坐してゐる。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
着色の塑像の如くで、生きているものとも思えぬ位であった。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
そのころ美術学校の塑像科に在籍中だった三男が、それを編輯いたしました。
— 太宰治 『兄たち』 青空文庫
この兄は美術学校にはいっていたのですが、からだが弱いので、あまり塑像のほうへは精を出さず、小説に夢中になって居りました。
— 太宰治 『兄たち』 青空文庫
葉藏は洋畫を勉強してゐたが、飛騨は、わざと塑像科をえらんだ。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
何事にも几帳面で、怒らない時には柔順な敏夫は、私の父の塑像の前に行つて、「おぢいちやま御機嫌よう、おばあちやま御機嫌よう、ママ御機嫌よう」 一々頭を下げて誰にともなく云つてから、私の所に來て、「パパ御機嫌よう」と挨拶した。
— 有島武郎 『小さき影』 青空文庫
此の勢に乘つて、私は夢中で駈上つて、懷中電燈の燈を借りて、戸袋の棚から、觀世音の塑像を一體、懷中し、机の下を、壁土の中を探つて、なき父が彫つてくれた、私の眞鍮の迷子札を小さな硯の蓋にはめ込んで、大切にしたのを、幸ひに拾つて、これを袂にした。
— 泉鏡太郎 『露宿』 青空文庫
作例 · 標準
美術館には、古代ギリシャの神々を模した見事な塑像が展示されていた。
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粘土をこねて、動物の塑像を作るワークショップに参加した。
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彼の制作した塑像は、今にも動き出しそうなほど躍動感に満ちている。
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