松竹梅
しょうちくばい
名詞
標準
pine, bamboo and plum (an auspicious grouping)
文例 · 用例
しぼは普通で赤地に白で松竹梅などの柄が出てゐました。
— 岡本かの子 『縮緬のこころ』 青空文庫
格子の内側にはいま黒|繻子のカーテンが垂れて塞がれ、格子の前の土には縁起を祝って植えたらしい松竹梅の中の竹だけはどうも根附かないらしく、諦めた枯竿だけが他の二木に配されて駒寄せの中に黄ろく立っております。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
そこでいよいよその引幕――わたしはその下絵も実物も見たが、それは紫の絹地のまん中に松竹梅の円を繍って、そのなかに新富座の定紋のかたばみを色糸で繍い出したものであった――を贈ることになって、翌年の三月興行から新富座の舞台にかけられた。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
床の間に掛けてある松竹梅の掛物も取除けられた。
— 岡本綺堂 『正月の思い出』 青空文庫
すると松竹梅の三監督がやってきて、やり直しを命ずる。
— 海野十三 『東京要塞』 青空文庫
それだのに、誰が頼んでも帰宅を許そうとしない松竹梅の札をつけた監督連だった。
— 海野十三 『東京要塞』 青空文庫
「それ松竹梅がいやはるぞ」と半ば冷かされながら人気を呼んだものでした。
— 上村松園 『冷かされた桃割娘』 青空文庫
床の間には、小谷さんの娘さんがさした、大きな松竹梅の生花が飾ってあった。
— 長谷川時雨 『大丸呉服店』 青空文庫
作例 · 標準
正月の玄関先を飾る門松には、冬でも緑を保つ松、折れにくい竹、寒中に咲く梅という、おめでたい松竹梅が揃っている。
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古くから松竹梅は「歳寒三友」と呼ばれ、逆境にあっても節操を守る君子の姿に例えられてきた。
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庭師は、松竹梅をバランスよく配置した見事な和風庭園を完成させ、施主を喜ばせた。
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標準
high, middle and low (ranking)
作例 · 標準
お品書きを見て、「今日は贅沢をして松竹梅の『松』のコースを注文しよう」と妻に提案した。
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宿泊プランが松竹梅の三段階に分かれていたが、サービス内容を比較して真ん中の『竹』を選んだ。
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特等席から一般席まで、会場の座席は松竹梅のランク付けがなされ、それぞれチケット価格が設定されていた。
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