解説書
かいせつしょ
名詞
標準
(instruction) manual
文例 · 用例
もし時代に応じて適当に釈注を加えさえすれば、これは永久に適用さるべき科学方法論の解説書である。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
彼は、また、古本屋などで、その方面の、図入りの解説書を熱心に立読みしたりした。
— 中島敦 『プウルの傍で』 青空文庫
ファンのグループの活動も活発で、解説書や絵入りのイラスト版なども出ています。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
となり、という、「楊朱(中国戦国時代の思想家)常にとする」と皇侃(中国、南北朝時代、梁の学者)は「論語」の解説書で解説している。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
経伝(経書やその解説書)には用によって由を解釈した例は甚だ多い。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
しかし王・阮二氏よりは遙に古い(中国北宋の学者)の解説書では、貫は「統」なりと訓んでいる。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
今の流通本は皆、「一以貫之」とあるが、皇侃の解説書では、「一以貫之|哉」と哉の一字が多い、哉は「言の間也」と『説文解字』にある。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
全氏は「一以貫之」を説いて、天地の一以貫之、聖人の一以貫之、学者の一以貫之と、三段に一以貫之を挙げて、曽子から教を伝えた子思の手に成った『中庸』を取出し示して、「一貫の説に解説書はいらない、『中庸』を読めば即ちこれが解説書となろう。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫