注釈書
ちゅうしゃくしょ
名詞
標準
annotated edition
文例 · 用例
この字によってこの字を解釈するのが最もよい解字の方法だが、もし他の字によってこの字を解釈するならば、「由は用也」という古註(唐以前の注釈書)の説もまた甚だ良い。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
併し兎に角この書物の注釈書が現われることは読書界にとって好ましいことではないであろうか。
— 戸坂潤 『エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説』 青空文庫
ベンダヴィトのこの著作に対する講義、及びグレッフェの注釈書が世に出されたのは、本文初版の出版以後十三年目の一七九八年である。
— 戸坂潤 『エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説』 青空文庫
老子を殊に好きらしく、和漢の注釈書を集めていた。
— 豊島与志雄 『楊先生』 青空文庫
そうして選んだ歌に簡単な評釈を加えたが、本書の目的は秀歌の選出にあり、歌が主で注釈が従、評釈は読者諸氏の参考、鑑賞の助手の役目に過ぎないものであって、而して今は専門学者の高級にして精到な注釈書が幾つも出来ているから、私の評釈の不備な点は其等から自由に補充することが出来る。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
先進の注釈書中、この歌に、大海人皇子に他に恋人があるので嫉ましいと解したり(燈・美夫君志)、或は、戯れに諭すような分子があると説いたのがあるのは(考)、一首の甘美な愬えに触れたためであろう。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
その支那文学の影響については先覚の諸注釈書に譲るけれども、顧れば此等の歌も、当時にあっては、今の流行語でいえば最も尖端的なものであっただろうか。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
注釈書では既に拾穂抄でこれを注意し、代匠記で、官本之作者、点云、ナクシカハ。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
作例 · 標準
その古典文学の注釈書は、研究者にとって必携の書となっている。
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原文と格闘しながら、独自の注釈書を編纂する作業は、まさに知的探求だ。
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「この注釈書のおかげで、難解な詩も理解できるようになったよ」
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