檀香
だんこう
名詞
標準
Indian sandalwood (Santalum album)
文例 · 用例
子欲しき者は丹でその像を壁に画き、檀香とルイ花を捧げて日々祀る。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
しかしこの『茶の本』は人心の機微に立脚した文字で長くその馨を世に残すにたる檀香とも言うべきもの。
— はしがき 『茶の本』 青空文庫
――後で分ったことだが、彼女は軽い眩暈におそわれてベッドに就く時、いつも、コティーの香水をやたらにふりまかせ、白檀香をやたらに焚かせて、その緩急混合の芳香の中に浸るのだった。
— 豊島与志雄 『秦の出発』 青空文庫
右の栴檀は白檀すなわち檀香の事で印度などの熱帯地方に産し Santarum album, L. の学名を有する半寄生の常緑樹で「びゃくだん」科に属するものである。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
「一室を浄治し、あるいは空閑の阿蘭若処にありて瞿摩を壇とし、栴檀香を焼きて供養をなし、一勝座を置きて、旛蓋もて荘厳し、諸の名華を以て壇内に布列せよ。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
) ハワイ・ホノルル港をシナ語にて檀香山という。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
檀香山外海、雲散水天青、皇国何辺在、西涯只見星。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
(檀香山の外海は雲も散り果てて水と天とが青々としている。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
作例 · 標準
その寺院の本堂には、上質な檀香の香りが漂っており、訪れる者の心を落ち着かせてくれる。
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檀香の香木は非常に高価で、古くから薫香や彫刻の材料として珍重されてきた。
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リラックス効果を求めて、寝室で檀香を原料としたお香を焚くのが習慣になっている。
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