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一葉

いちよう異読 ひとは
名詞頻度ランク #39483 · 青空 96
1
標準
one leaf
文例 · 用例
室の庭に向いた方の鴨居に水彩画が一葉隣室に油画が一枚掛っている。
寺田寅彦 根岸庵を訪う記 青空文庫
(以上は匆卒の間に筆をとった一葉の素描のようなものに過ぎないのであって、色々の点で間違いや思い違いがありはしないかと気遣わしい。
寺田寅彦 工学博士末広恭二君 青空文庫
(明治四十一年九月十二日『東京朝日新聞』)         二      一葉『淮南子』には一葉落而知天下秋とあるが、植物学者に聞いてみると、木の葉が夏過ぎて落ち散るのは葉柄の根元の処にコルク質の薄い層が出来てそこだけ脆くなるから少しの風にでも誘われて天下の秋を示すものだそうだ。
寺田寅彦 歳時記新註 青空文庫
米国の排日法は、桐の一葉のようなものである。
寺田寅彦 鑢屑 青空文庫
その日一天うららかに空の色も水の色も青く澄みて、軟風おもむろに小波わたる淵の上には、塵一葉の浮べるあらで、白き鳥の翼広きがゆたかに藍碧なる水面を横ぎりて舞えり。
泉鏡花 龍潭譚 青空文庫
葉は一葉をいたく小さくしたるが如く、一つの茎に花の六つ七つ五つ咲くさまは玉簪花の如し。
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
同時にまた「国民小説」「新小説」「明治文庫」「文芸倶楽部」というような純文芸雑誌が現われて、露伴紅葉等多数の新しい作家があたかもプレヤデスの諸星のごとく輝き、山田美妙のごとき彗星が現われて消え、一葉女史をはじめて多数の閨秀作者が秋の野の草花のように咲きそろっていた。
寺田寅彦 科学と文学 青空文庫
北氷洋の氷の割れる音は近づく運命の秋を警告する桐の一葉の軒を打つ音のようにも思われるのである。
寺田寅彦 北氷洋の氷の割れる音 青空文庫
作例 · 標準
風が吹いて、庭の木から一葉の枯れ葉が舞い落ちた。
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植物学者は、その珍しい花の一葉を顕微鏡で観察した。
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手帳に挟まれた一葉の押し花が、昔の思い出を蘇らせる。
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2
標準
one page
作例 · 標準
本棚から古い詩集を取り出すと、しおり代わりに入っていた一葉の写真が落ちた。
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書き損じの手紙を破り捨て、新しい便箋の一葉を取り出した。
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この論文の最後の一葉には、重要な参考文献リストが記載されている。
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3
標準
one boat
作例 · 標準
荒波にもまれながら、小さな一葉の船が沖へと進んでいく。
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湖面には、まるで絵画のように一葉の小舟が浮かんでいた。
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彼は一葉の葉っぱを川に浮かべ、その流れを目で追った。
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