東司
とうす
名詞
標準
toilet in a Zen monastery
文例 · 用例
二人はも一度組みついて、やがてぐるぐる廻って上になったり下になったり、どっちがどっちかわからず暴れてわめいて戦ううちに、とうとうすてきに大きな音を立てて、引っ組んだまま坂をころげて落ちて来ました。
— 宮沢賢治 『ガドルフの百合』 青空文庫
それもほんのちょっとの間、川と汽車との間は、すすきの列でさえぎられ、白鳥の島は、二度ばかり、うしろの方に見えましたが、じきもうずうっと遠く小さく、絵のようになってしまい、またすすきがざわざわ鳴って、とうとうすっかり見えなくなってしまいました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
それがまただんだん横へ外れて、前のレンズの形を逆に繰り返し、とうとうすっとはなれて、サファイアは向うへめぐり、黄いろのはこっちへ進み、また丁度さっきのような風になりました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
それもほんのちょっとの間、川と汽車との間は、すすきの列でさえぎられ、白鳥の島は、二|度ばかり、うしろの方に見えましたが、じきもうずうっと遠く小さく、絵のようになってしまい、またすすきがざわざわ鳴って、とうとうすっかり見えなくなってしまいました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
それがまただんだん横へ外れて、前のレンズの形を逆にくり返し、とうとうすっとはなれて、サファイアは向こうへめぐり、黄いろのはこっちへ進み、またちょうどさっきのようなふうになりました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
」とうす気味のわるい声を出して清作をおどそうとしました。
— 宮沢賢治 『かしわばやしの夜』 青空文庫
たうとうすっかりつかれてしまって、ぼんやりと立ちながら、一つぶのばらの実を唇にあてました。
— 宮沢賢治 『よく利く薬とえらい薬』 青空文庫
次の日は朝のうちは雨でしたが、二時間目からだんだん明るくなって三時間目の終わりの十分休みにはとうとうすっかりやみ、あちこちに削ったような青ぞらもできて、その下をまっ白なうろこ雲がどんどん東へ走り、山の萱からも栗の木からも残りの雲が湯げのように立ちました。
— 宮沢賢治 『風の又三郎』 青空文庫
作例 · 標準
禅寺の東司は、常に清潔に保たれている。
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東司での作法も、修行の一環として重んじられている。
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彼は東司を清める役目を担い、黙々と働いた。
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ウィキペディア
東司(とうす)とは、寺院における便所のことである。雪隠ともいう。寺院を構成する七つの施設である、七堂伽藍の一つ。
出典: 東司 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0