駄菓子
だがし
名詞頻度ランク #22510 · 青空 238 例
標準
penny candy
文例 · 用例
勿論それは余りお菓子の欲しくない人が駄菓子の方が寧ろ美味い、といふ時のやうなふうにして発生した通念と見えるが、それにしても、一応の由来はあると思へるので、一寸その事に就いて云つてみれば、 西洋人の方が、我々よりも尠くも形の上では楽天的である、従つて即興的であるよりも構成を怡しむ習性を一層持つてゐる。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
「十団子も小粒になりぬ秋の風という許六の句にあるその十団子を、もとこの辺で売ってたのだが」 主人はそう言いながら、一軒の駄菓子ものを並べて草鞋など吊ってある店先へ私を休ませた。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
谷中の台地から田端の谷へ面した傾斜地の中腹に沿う彎曲した小路をはいって行って左側に、小さな荒物屋だか、駄菓子屋だかがあって、そこの二階が当時の氏の仮寓になっていた。
— 寺田寅彦 『中村彝氏の追憶』 青空文庫
子供の吹く素燒の笛で、駄菓子屋で三錢ぐらゐで賣つてる品だが、室生はそれをれいれいしく、寶物のやうにして机の上に飾つて置くのだ。
— 萩原朔太郎 『所得人 室生犀星』 青空文庫
そして街から街へ、先に云つたやうな裏通りを歩いたり、駄菓子屋の前で立留つたり、乾物屋の乾蝦や棒鱈や湯葉を眺めたり、たうとう私は二條の方へ寺町を下り其處の果物屋で足を留めた。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
) 私は憂愁もなく感動も刺激さえも失われてしまって、写真館と駄菓子を売る街をひたすら歩くのだった。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
荒物屋|駄菓子屋の店先に客引きの意味でかかっている写真の顔が新聞やビラの広告に頻繁に現われる。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
それでなくても老人の売っているブリキの独楽はもう田舎の駄菓子屋ででも陳腐なものにちがいなかった。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
作例 · 標準
子供の頃、駄菓子屋でよくお菓子を買って食べた。
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駄菓子は、手軽に買える安価なお菓子の総称です。
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「わー、懐かしい!このラムネ、駄菓子屋さんでよく買ったやつだ!」
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ウィキペディア
駄菓子(だがし)とは、茶席や贈答にも使われる高級菓子に対し、主に子供向けに製造販売される、安価な菓子のことである。
出典: 駄菓子 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0