届く
とどく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞頻度ランク #4587 · 青空 3947 例
標準
to reach
文例 · 用例
さうしてその「様態」に、そのフォルムに迄関心が届くやうにならなければならない。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
遅々たる行列の進みが百貨店の外の入口まで届くと黒服の店員に管理されて人数の一くぎりずつが内側の入口の床石に誘われる。
— 岡本かの子 『街頭』 青空文庫
その音が急に高くなったと思うとドアーが開いて女が現われるというようなのは、これは、光が届かぬのに音の届く場合である。
— 寺田寅彦 『耳と目』 青空文庫
またその試験というのが人工的に無闇に程度を高く捻じり上げたもので、それに手の届くように鞭撻された受験者はやっと数時間だけは持ちこたえていても、後ではすっかり忘れて再び取りかえす事はない。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
」 ――彼が窓に届くように持って来ておいた踏石がとりのけられている。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
高さ五|間以上もある壁のような石垣ですから、私は驚いて止めようと思っているうちに、早くも中ほどまで来て、手近の葛に手が届くと、すらすらとこれをたぐってたちまち私のそばに突っ立ちました。
— 国木田独歩 『春の鳥』 青空文庫
わが家の先祖の誰かがどこかでどうかしていたと同じ時刻に、遠い遠い宇宙の片隅に突発した事変の報知が、やっと今の世にこの世界に届くという事である。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
煙草を喫うも喫わないも、その道具の手の届くところへ行きつくだけでも、自分の今のこの春の夜のような気持は一時に吹き消されてしまわなければならないということは吉田も知っていた。
— 梶井基次郎 『のんきな患者』 青空文庫
標準
to be delivered
標準
to be attentive
標準
to be realized (of a desire)