皹
ひび異読 あかぎれ
名詞頻度ランク #40071 · 青空 42 例
標準
chaps (in the skin)
文例 · 用例
雲消えて皹も亦拭ひ去らる、山色何の瑠璃ぞ、只だ赭丹赭黄なる熔岩の、奇醜大塊を、至つて無器用に束ねて嶄立せるのみ、その肩を怒らし胸を張れるを見て、淑美なる女性的崇高を知らず。
— ――明治三十六年八月七日御殿場口にて観察―― 『霧の不二、月の不二』 青空文庫
リー・シー・ツワンの綺麗に埃のぬぐわれたエナメルの靴に皹が入った。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
人の膩を吹き荒す風で手足の皹が痛いと云つて、夕方になると、子供がしくしくぢくね出す。
— 平出修 『夜烏』 青空文庫
皹なんどにや、よく利いた。
— 泉鏡太郎 『間引菜』 青空文庫
兩手共荒れて皹の切たやうになツて、そしてカサ/\してゐた。
— 三島霜川 『昔の女』 青空文庫
黄ばみ黒ずんで居た人の顏は、紅色を帶びて來て、漸く鮮やかに美しくなり、悴け萎びて、硬ばつたり龜裂したりして居た人の皮膚は、※らぎ潤ひて生氣を増し、瑞々しく若くなつて、皹凍傷なども治り、筋肉は緊張し、血量は増加したるが如く見える。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
奧さんは乾からびて皹の入つた唇を固く結んで、博士の顏をじつと見てゐる。
— 森鴎外 『半日』 青空文庫
奧さんの唇はいつも乾からびて皹が入つてゐる。
— 森鴎外 『半日』 青空文庫
作例 · 標準
冬になると、手の指に皹ができて痛い。
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彼は手荒れがひどく、毎年冬には皹に悩まされていた。
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薬を塗って、手の皹が少しずつ治ってきた。
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