障泥
あおり異読 しょうでい
名詞多音語頻度ランク #22579 · 青空 0 例
標準
saddle flap
文例 · 用例
庭石の根締めになっていたやしおの躑躅が石を運び去られたあとの穴の側に半面、黝く枯れて火のあおりのあとを残しながら、半面に白い花をつけている。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
更に、もう一つ指摘するならば、一九三〇年頃より「日米若し戦はゞ」とか「米国恐るゝに足らず」とか云った日米戦争未来記が市場に洪水している如く、日露戦争前にあっては、日露戦争未来記が簇出して、いやが上にも敵愾心をあおり立てゝいたことである。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
惨酷な情報で、群衆の熱情をあおり立てる、その沸騰する有様を、夢中に想像していた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
ははは、隊長は隊長で、その功名心に、また、もうひとつ上からあおりをかけられているんだ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
その上に、冬のモンスーンは火事をあおり、春の不連続線は山火事をたきつけ、夏の山水美はまさしく雷雨の醸成に適し、秋の野分は稲の花時刈り入れ時をねらって来るようである。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
そういう不安をさらにあおり立てでもするように、ことしになってからいろいろの天変地異が踵を次いでわが国土を襲い、そうしておびただしい人命と財産を奪ったように見える。
— 寺田寅彦 『天災と国防』 青空文庫
私はただやたらにコップ酒をあおり、そうして、おもに、おでんやのおかみや女中を相手におしゃべりした。
— 太宰治 『父』 青空文庫
「リンカーン伝」でよびさまされた自分の中のあるものがユーゴーの「ミゼラブル」でいっそう強くあおり立てられたようである。
— 寺田寅彦 『読書の今昔』 青空文庫
作例 · 標準
泥除けのために馬の脇腹に垂らす障泥には、精巧な刺繍が施されている。
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正装した馬の鞍から下がる障泥が、歩くたびに優雅に揺れている。
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博物館に展示されている古い障泥を見て、当時の馬具の豪華さに感嘆した。
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