馬具
ばぐ
名詞
標準
horse tack
文例 · 用例
きらびやかな馬具をつけた馬が何頭も疾走し去りました。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『巴里の手紙』 青空文庫
ぶるぶる身慄いして、馬は、背の馬具を揺すぶった。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
どことも知らない遠くの交易市場の方へ出かけて行つて馬具や農具の古ぼけた商賣でも眺めてゐよう。
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
からころと車輪が鳴る、馬具のはためき、馭者の叱咤、蹄鐵のにぶい響、それらにまじつて、ひばりの聲がいくども聞えた。
— 太宰治 『陰火』 青空文庫
この都あはれ不滅の精力に歓喜あれよ幸あれよ驕盛あれよ光栄あれよいま悠々と高照り驕慢栄ゆる天日は時の白駒駆りすゝめ白銀の鞭、金の馬具輪車軋らす光道の十方かけて煌々と投ぐる金の矢銀の矢に赫奕として照りかへす朝の光に新たまる都の声よ。
— 北原白秋 『全都覚醒賦』 青空文庫
馬具置き場にある藁刈り用の裏二階に眠っていたふたりの厩務員が、すぐに呼び起こされた。
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
その馬具がなくなっているのも、シンプソンが使う羽目になったから。
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
その馬具はまっ赤な火ぐもでした。
— REJSEKAMMERATEN 『旅なかま』 青空文庫