煽り
あおり
名詞頻度ランク #16216 · 青空 90 例
標準
gust (of wind)
文例 · 用例
その無名氏なるものがカイザー・ウィルヘルム二世であることが誰にも想像されるようにペンク一流の婉曲なる修辞法を用いて一座の興味を煽り立てた。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
猪牙船の製は既に詳しく知りがたく、小蒸気の煽りのみいたづらに烈しき今日、遊子の旧情やがては詩人の想像にも上らざるに至るべし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
しかし大煽りに煽ったのは秀吉であった。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
北野の大茶の湯なんて、馬鹿気たことでもなく、不風流の事でもないか知らぬが、一方から観れば天下を茶の煙りに巻いて、大煽りに煽ったもので、高慢競争をさせたようなものだ。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
今日一日で仕事が打切りになると云う事も、一つの大なる期待ではあったが、軈て現われ来るべき大事件は若い好奇心と敵愾心とを極端に煽り立てて、私は勇士を乘せて戦場に駆け出そうとする牡馬の様に、暗闇の中で眼を輝かした。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
背後に残って、砂地に独り峡の婆、件の手を腰に極めて、傾がりながら、片手を前へ、斜めに一煽り、ハタと煽ると、雨戸はおのずからキリキリと動いて閉った。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
で、立騰り、煽り亂れる蚊遣の勢を、ものの數ともしない工合は、自若として火山の燒石を獨り歩行く、脚の赤い蟻のやう、と譬喩を思ふも、あゝ、蒸熱くて夜が寢られぬ。
— 泉鏡太郎 『淺茅生』 青空文庫
何が、おのれ、何が、ほうほう……(再び太刀を抜き、片手に幣を振り、飛より、煽りかかる人々を激しくなぎ払い打ち払う間、やがて惑乱し次第に昏迷して――ほうほう。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
作例 · 標準
突風の煽りを受けて、立てかけてあった自転車が大きな音を立てて倒れた。
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風の煽りで傘が逆さまに開き、私はずぶ濡れになってしまった。
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強い煽りを感じてハンドルを握る手に力を込め、車の進路を立て直した。
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標準
influence
作例 · 標準
世界的な不況の煽りを受けて、父が勤めている会社も経営が厳しくなった。
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交通規制の煽りで近隣の道路が大渋滞し、目的地への到着が大幅に遅れた。
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原材料費高騰の煽りが直撃し、お気に入りのお菓子の値段が上がってしまった。
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標準
instigation
作例 · 標準
根拠のない噂による煽りが発端となり、SNS上で激しい論争が巻き起こった。
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群衆の煽りに乗せられて、彼は思わず過激な発言をしてしまった。
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扇動者の巧みな煽りによって、平和だった広場は一瞬にして混乱に陥った。
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標準
tailgating
作例 · 標準
後続車から執拗な煽り運転を受け、恐怖を感じたので近くの交番に逃げ込んだ。
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ドライブレコーダーの普及により、悪質な煽り行為の証拠が残るようになった。
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車間距離を詰めてくる煽り車両には関わらず、道を譲るのが賢明だ。
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標準
low angle (photo or drawing)
作例 · 標準
巨大な怪獣の迫力を出すために、カメラを地面すれすれの煽りで構えた。
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煽りの構図で建物を撮影すると、実際よりも高くそびえ立っているように見える。
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キャラクターの威厳を強調するため、漫画のコマ割りで煽りのアングルを用いた。
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