口惜しい
くちおしい
形容詞
標準
frustrated (over a failure, humiliation or injustice)
文例 · 用例
「口惜しい口惜しい」が、つねに顔を出したのである。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
そして私は依然として、「口惜しい人」であつたのである。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
だが私は口惜しい儘に、毎日市内をホツツキ歩いた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
」「いやお父さん、あれで負けたことはやつぱり口惜しいんですよ。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
「歯に喰ひあてし」という言葉の響に、如何にも砂を噛むような味気なさと、忌々しさの口惜しい情感が現われている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
しかし、お前たちには、それがよつぽど口惜しいらしい。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
もう嬉しがってと云われるのが口惜しいのである。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
何だってあなたが居なくなってからはまるで泣きの涙で日を暮らして居るんだもの、政夫さんに手紙をやりたいけれど、それがよく自分には出来ないから口惜しいと云ってネ。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
作例 · 標準
あと一歩で優勝だったのに、残念ながら敗れてしまい、とても口惜しい。
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長年の努力が実らず、合格できなかったことを口惜しく思っている。
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相手のプレーにあと少しで追いつけたのに、結果は僅差での敗北。なんとも口惜しい試合だった。
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