手打ち
てうち
名詞頻度ランク #21048 · 青空 58 例
標準
striking a deal
文例 · 用例
暗い道の辻を曲った時、うどんそば手打と書いた赤い行燈を見て、ふと「手打ちだ!
— 断片 『小さき良心』 青空文庫
座にあるものは思はず片唾を飮んで、平手打ちでも喰はされたやうに後ろに靡きたぢろいだ。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
……」「蕎麥は手打ちで、まつたく感心に食はせるからな。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
しかも加奈江が二、三歩階段に近づいたとき、その社員は加奈江の前に駆けて来て、いきなり彼女の左の頬に平手打ちを食わした。
— 岡本かの子 『越年』 青空文庫
お言葉のとおり、この国は大空の神さまのお子さまにおあげなさいまし」と言いながら、自分の乗って帰った船を踏み傾けて、おまじないの手打ちをしますと、その船はたちまち、青いいけがきに変わってしまいました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
」かう急に聲が變つて、腦天から出たやうな叫びをあげながら、廊下を渡つて行つて、まだ水も切れない手で妻の横ツつらを平手打ちにした。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
そして、直ぐにでも得意の平手打ちを喰らはせようと待ちかまへてゐた張り合ひがなくなつた。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
母上善くぞ歌ひしと讚め給へば、農夫どもゝジヤコモが旨さよ、と手打ち鳴してさゞめきぬ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
作例 · 標準
長い話し合いの末、両社は無事に手打ちを行った。
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私たちは和解し、これで手打ちとしよう。
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喧嘩していた二人が手打ちをして、仲直りした。
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標準
making noodles by hand
作例 · 標準
このお店では毎日、職人が手打ちで蕎麦を作っている。
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週末には、家族みんなで手打ちうどんに挑戦した。
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手打ちならではのコシと風味が、この麺の魅力だ。
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標準
manual input (on a computer, etc.)
作例 · 標準
古いデータはシステムに手打ちで入力するしかない。
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このソフトウェアでは、手打ちで値を設定することも可能だ。
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多くのデータを手打ちで処理するのは、非常に時間がかかる作業だ。
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標準
swing (of a racket, bat or club) using only the arms (i.e. without proper body movement)
作例 · 標準
彼のゴルフスイングは手打ちになりがちで、飛距離が伸びないのが悩みだ。
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もっと体を使って打たないと、ただの手打ちになってしまうよ。
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テニスの手打ちを直すには、体全体の連動を意識する必要がある。
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標準
putting (a retainer or peasant) to death with one's own sword (of a samurai)
作例 · 標準
昔の武士は、手打ちによって家臣を処罰することもあったという。
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主君からの手打ちの命は、家臣にとって絶対だった。
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彼は手打ちの覚悟で、上司に反論した。
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ウィキペディア曖昧さ回避
手打ち、手打(てうち)
一般
- 手を打ち鳴らすこと。
- 手締めの別名。日本の風習で、決まった掛け声とともに手拍子を打つこと。
- 人や組織が対立状態から和解すること。または、契約などを取り決めること。これらの際に上記を行ったことから。
- 手で何かを打つ行為をすること。
- 「手討ち」「手討」の別表記。
- 戦場で兵士が相手を討ち取ること。
- 主に日本の武士層に認められた殺人許可規定および、その行為のこと。切捨御免参照。
- 手作業で製麺を行うこと。乾麺にするために生地を細く伸ばす作業を伴う場合は「手延べ」とも。
- コンピュータにおいて、プログラミングなどの各命令を特別なツールを用いずに行うこと。「手入力」とも。HyperText Markup Language(HTML)で記述されたウェブページを作成する際、Webオーサリングツールを使用せず、HTMLタグを直接タイプして入力することなどを指す。
- ボクシングなどの格闘技において、体重を乗せずに腕の筋肉だけで放つパンチのこと。
固有名詞
- 手打は、次の日本の地名。
- 手打村 — かつて鹿児島県薩摩郡に存在した村。下記の前身。下甑島#行政区画の変遷、下甑町手打#手打村の成立から町村制施行まで参照。
- 下甑町手打 — 鹿児島県薩摩川内市の大字(旧甑島郡下甑村大字手打)。
出典: 手打ち — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0