兵甲
へいこう
名詞
標準
weapons and armour
文例 · 用例
兵甲は寧ろ国家を弱め、人心を危うするに足るも、以て大に国力を養ひ、列国に覇たらしむる者にあらず。
— 北村透谷 『想断々(2)』 青空文庫
敢て兵甲を以て天下に傲らず、而も諸強国に対峙して遜色ある事なし。
— 北村透谷 『想断々(2)』 青空文庫
北陸既に定まり、兵甲既に足る。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
また同じ天皇の日本武尊を東夷鎮定に遣わし給うや、「願はくば深謀遠慮して、姦を探り、変を伺ひ、之に示すに威を以てし、之を懐くるに徳を以てし、兵甲を煩はさずして、自ら臣隷せしめよ」と命じ給うた。
— 日本民族の概念を論ず 『「日本民族」とは何ぞや』 青空文庫
同じ天皇が日本武尊を蝦夷征伐にお遣わしになった時にも、「願わくは深く謀り遠く慮り、姦を探り変を伺いて、之に示すに威を以てし、之を懐くるに徳を以てし、兵甲を煩はさずして自ずから臣隷せしめよ」と仰せられております。
— 喜田貞吉 『特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ』 青空文庫
衣服、旗、兵甲などの縫工は、すべて侯健の係。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
いま南方すでに定まり、兵甲すでに足る。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
信濃国大川原の深山の中に庵して住み侍りける谷間の月をみて〔李花集雑〕いづ方も山の端近き柴の戸は月見る空やすくなかるらむ けれどこんな御生活の許へも、一朝、吉野の軍令が来れば、宮は征夷府大将軍として馬上兵甲のあいだに伍し、即刻、庵を立たねばならなかった。
— 黒白帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
古い蔵から、戦国時代の武将が身につけていたと思われる兵甲が見つかった。
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博物館の展示ケースの中で、鈍く光る兵甲がかつての戦の歴史を物語っている。
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彼は兵甲の修復作業を専門としており、失われた輝きを現代に蘇らせている。
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標準
soldier
作例 · 標準
一万の兵甲を率いて、若き将軍は敵陣へと果敢に切り込んでいった。
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城壁の上には、弓を構えた兵甲たちが隙間なく配置されている。
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激しい戦闘の末、生き残った兵甲たちは静かに武器を置いた。
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標準
battle
作例 · 標準
戦国乱世の中、至る所で兵甲の音が止むことはなかった。
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平和な日常が突如として破られ、村は兵甲の渦に飲み込まれてしまった。
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兵甲を交えることなく和解に至ったことは、両国にとって幸運だった。
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