南風
なんぷう異読 みなみかぜ・はえ
名詞頻度ランク #33245 · 青空 423 例
標準
south wind
文例 · 用例
この零度等温線とほぼ並行して風の境界線があり、その以北は北がかった風、以南では南風が吹いている。
— 寺田寅彦 『凍雨と雨氷』 青空文庫
――恐らくあのデボチンは、農村に育って、歴山から吹きおろす南風に、その歌を、幼時から歌いなれたものだろう。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
〔南風の頬に酸くして〕南風の頬に酸くして、 シェバリエー青し光芒。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
〔秘事念仏の大師匠〕〔二〕秘事念仏の大師匠、 元信斎は妻子もて、北上ぎしの南風、 けふぞ陸穂を播きつくる。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
南風光の網織れば、 ごろろと鳴らす碍子群、艸火のなかにまじらひて、 蹄のたぐひけぶるらし。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
たゞ大南風に渡船のぐらつくをも怖るゝ如き船嫌ひの人のためにするにはあらず。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
そして樺の木はその時吹いて来た南風にざわざわ葉を鳴らしながら狐の置いて行った詩集をとりあげて天の川やそらいちめんの星から来る微かなあかりにすかして頁を繰りました。
— 宮沢賢治 『土神と狐』 青空文庫
そして樺の木はその時|吹いて来た南風にざわざわ葉を鳴らしながら狐の置いて行った詩集をとりあげて天の川やそらいちめんの星から来る微かなあかりにすかして頁を繰りました。
— 宮沢賢治 『土神ときつね』 青空文庫
作例 · 標準
梅雨明けとともに、心地よい南風が吹き始めた。
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港に停泊する船は、南風を受けて静かに揺れていた。
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夏祭りの夜、南風に乗って祭囃子が遠くまで響いた。
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標準
summer
作例 · 標準
日差しが強くなり、本格的な南風の季節がやってきた。
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海辺で過ごす夏は、いつも南風のような温かい思い出をくれる。
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子供の頃、南風が吹くと夏休みが始まった気がしたものだ。
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