案の定
あんのじょう
副詞頻度ランク #9290 · 青空 451 例
標準
as expected
文例 · 用例
しかし案の定なんにもいない。
— 梶井基次郎 『温泉』 青空文庫
そして案の定落ちてしまう。
— 梶井基次郎 『冬の蠅』 青空文庫
すると、案の定、雄はその烈しい鳴き方をひたと鳴きやめたと思う間に、するすると石を下りて水を渡りはじめた。
— 梶井基次郎 『交尾』 青空文庫
さて、その事を話し出すと、それ、案の定、天井睨みの上睡りで、ト先ず空惚けて、漸と気が付いた顔色で、「はあ、あの江戸絵かね、十六、七年、やがて二昔、久しいもんでさ、あったっけかな。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
早縄をかけたまま横の山道へ担ぎ込んで、懐中物を取上げてみると案の定、蔵元屋の身上調べと、黒田藩のお納戸の乱脈を細かに調べ書きにしたものが、貸付証文と一緒に在ったわい」「あっ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
こうして深いドブの処まで誘って来ますと、案の定鳥さしは夢中になってドブの中に落ちました。
— 夢野久作 『鵙征伐』 青空文庫
九 案の定その翌日は雪に夜があけた。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
けれども、可厭な、可忌しい聲を聞かずには濟むまい、と思ふと案の定…… 來て、其の行逢つたものは、一ならびに並んだ三|人づれで、どれも悄乎とした按摩である。
— 泉鏡太郎 『三人の盲の話』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日案の定について考えている。
案の定という言葉は日本語で重要だ。
彼は案の定の意味を理解している。
この文には案の定が含まれている。