肌触り
はだざわり
名詞頻度ランク #32459 · 青空 41 例
標準
feel
文例 · 用例
八月も終りに近く、驟雨が時々襲って来て、朝晩はそよそよと、肌触りも冷やかに海風か吹き通り、銀子は何となし東京の空を思い出していた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
死よりも意識があるだけに、なお寂しい肌触りの幕である。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
たとへ愛の手は同じでも、あの乳母とは感触の肌触りに違つたものがあつた。
— 岡本かの子 『夏の夜の夢』 青空文庫
」と彼女は、彼の首へ、蛇のような形と色と、ひやりっとした肌触りの、汚れた縄切れを捲きつけた。
— 佐左木俊郎 『芋』 青空文庫
高麗焼の陶器に、朝鮮民族の呑気な、しかし、また本質的な線の力強さを味い得るように、私たちは瓜の実の持ついろいろな線や、恰好や、肌触りに、見かけは間伸びがしたようで、どこかにちゃんと締め括りがあり、大まかなようで、実は細かい用意があるのに驚かされることがよくある。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
散り透けた裸木と裸木との間から、初冬の澄みきつた空が広々と見あげられ、明るいうちにも幾らか肌触りの弱さを思はせるやうな太陽の光が、しぶき雨のやうにそこらに降り注いでゐる。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
まだ九月の半ばだというのに強い雨が一度降ってからは、急に陽気が涼しくなって、夜分などは白いベッドの肌触りが冷たいほどであった。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
コックの松山は、ちよつと見るとフランチョット・トーン張りの上品ぶつた顔をしてゐたが、肌触りに荒い感じがあつて、何うかすると酷い恐い目をするのだつたが、晴代に失恋の悩みを聴いてもらつたところから、親しみが生じて、料理を特別に一皿作つてくれることも屡々あつた。
— 徳田秋声 『のらもの』 青空文庫
作例 · 標準
このセーターはカシミヤなので、肌触りがとても良い。
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赤ちゃんの肌触りは、絹のように滑らかだ。
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新しいシーツは、さらっとした肌触りが気持ちいい。
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標準
manner (with others)
作例 · 標準
彼の言葉の肌触りは、いつも優しく穏やかだ。
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初対面だが、彼女の肌触りが柔らかくて話しやすかった。
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営業担当者の肌触りが重要だ。
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