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手触り

てざわり
名詞頻度ランク #26167 · 青空 137
1
標準
feel
文例 · 用例
凧のかげ夕方かけて読書かな夕立やかみなり走る隣ぐに沓かけや秋日にのびる馬の顔鯛の骨たたみにひらふ夜寒かな秋ふかき時計きざめり草の庵石垣に冬すみれ匂ひ別れけり 彼の俳句の風貌は、彼の人物と同じく粗剛で、田舎の手織木綿のやうに、極めて手触りがあらくゴツゴツしてゐる。
俳人としての芥川龍之介と室生犀星 小説家の俳句 青空文庫
それらの話や会話は、耳の聴覚で聞くよりは、何かの或る柔らかい触覚で、手触りに意味を探るというような趣きだった。
散文詩風な小説 猫町 青空文庫
田舎の空気は陰鬱で重くるしい、田舎の手触りはざらざらして気もちがわるい、わたしはときどき田舎を思ふと、きめのあらい動物の皮膚のにほひに悩まされる。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
彼は手触りが柔らかく、「晴子さんは一体いくら前借があるのかね。
徳田秋声 縮図 青空文庫
要するに貴方の書き方は絹漉し豆腐のように、又婦人の餅肌のように柔らかなのです、上部ばかり手触りが好いのかと思うと、中味迄ふくふくしているのです。
夏目漱石 木下杢太郎著『唐草表紙』序 青空文庫
夕方になると、その金属の冷たい手触りを喜びながら、植民地の新開地じみた場末の二階の窓から、茜色の空を眺めてはハモニカを吹くのであった。
中島敦 プウルの傍で 青空文庫
……これは、ばけものの手触りかも知れませんよ。
泉鏡花 神鷺之巻 青空文庫
蝮よ、蝮よ、やはらかな、熱い冷たい手触りの、そなたも三味にきき惚れて身をうねらすや、やるせなく、……平首、竹に挟まれて、されどゆかしく、あどけなく、無心に瞠る眼のいろは空と海との水あさぎ。
北原白秋 東京景物詩及其他 青空文庫
作例 · 標準
このカシミアのセーターは、驚くほど滑らかで柔らかい手触りだ。
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新しいソファの生地を選びに店舗へ行き、実際の手触りを確認した。
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使い込まれた革財布は、独特の光沢と手に馴染むような手触りがある。
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