境目
さかいめ
名詞頻度ランク #20823 · 青空 151 例
標準
borderline
文例 · 用例
鶴吉はこゝで運命の境目が来たと思つた。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
リイはそれからアア王とサア王の国の境目にある一番高い山の上に遠眼鏡の魔法で飛んで行って、そこの岩に腰をかけて、遠眼鏡で二人の兄さんのお城のようすを見ていました。
— 香倶土三鳥(夢野久作) 『雨ふり坊主・先生の眼玉に・奇妙な遠眼鏡』 青空文庫
リイは国の境目の高い山の上にお待ちしております」 と書いた紙片が置いてありました。
— 香倶土三鳥(夢野久作) 『雨ふり坊主・先生の眼玉に・奇妙な遠眼鏡』 青空文庫
私はその暗黒の中心に在る宿直室のベッドの上に長くなって、隣室と境目の壁に頭を向けたまま、タッタ一人でスヤスヤと眠りかけている。
— 夢野久作 『ビルディング』 青空文庫
そうして夜になると一知を、わざと蚊帳の無い台所に寝かし、マユミを中の間の蚊帳の中に寝させて、境目の重たい杉扉にガッチリと鍵をかけたものであった。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
ロウア・バーク街は立派な邸宅の連なった通りで、ノッティング・ヒルとケンジントンとのちょうど境目にあった。
— THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 『瀕死の探偵』 青空文庫
そうしてその取付きの百姓家の蔭から、田に添うた桑畑の若い葉の間を、女と並行した方向に曲り込むと、急に身を伏せて、獲物を狙う獣のように、線路の方へ走り出したが、桑畑と線路との境目に在る、狭い小川を飛び越えた時には、スッカリ汗まみれになって、動悸が高まって、眼が眩みそうになっていた。
— 夢野久作 『空を飛ぶパラソル』 青空文庫
藍がかった水の流が、緩く畝って、前後の霞んだ処が、枕からかけて、睫の上へ、自分と何かの境目へ露れる。
— 泉鏡花 『沼夫人』 青空文庫
作例 · 標準
夢と現実の境目が曖昧になるような不思議な感覚に襲われた。
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夜と朝の境目である薄明の時間は、とても美しい。
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その地域は、文化の境目となっており、様々な影響が見られる。
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