疫病神
やくびょうがみ異読 えきびょうがみ
名詞多音語
標準
god of pestilence
文例 · 用例
そげな仕事の下請けしよんなさるとアンタの首へ私が縄かけにゃならん」「インチキにかかる相手が疫病神なら仔細なかろうモン」「ナニ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
その疫病神と言うのは……」「これはなあ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
神職 疫病神を――お沢 はい、封じます、その願掛けなんでございますもの。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
一列の疫病神は、天を畏れず地を憚らず、ましてや人に恥ずる色無く、おもむろに大道筋を練って通り、芝――町なる六六館の門前に到れる時、殿なせるお丹乞食、「ここだよ――ここだよ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
疫病神どもこれを聞くより、そら遁げろと、跳起きて、棺は棄置き、雲を霞。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
「滅相なことをおっしゃる、飛んでもない、こんな者をお邸へ入れますのは、疫病神を背負込むと同じです。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
女史はびっくりしたが、かねて疫病神のことを聞いていたので、ここで負けては病人が死んでしまうと思って、下腹へぐっと力を入れてその少年を睨みつけた。
— 田中貢太郎 『疫病神』 青空文庫
疫病の流行した年、或人の夢に、疫病神が文時の家には押入らず、其の前を礼拝して過ぐるのを見た、と云われたほど時人に尊崇された菅三品の門に遊んで、才識日に長じて、声名世に布いた保胤は、試に応じて及第し、官も進んで大内記にまでなった。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
作例 · 標準
昔の人は、恐ろしい疫病神が村に入り込まないよう、村境に大きな藁人形を立てた。
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絵巻物には、痩せこけた恐ろしい姿をした疫病神が町を練り歩く様子が描かれている。
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神社で授かった厄除けのお守りは、疫病神を追い払う力があると信じられている。
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標準
jinx
作例 · 標準
「あいつがチームに来てから負け続きだ、まるで疫病神だよ」と心ない陰口が聞こえた。
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自分が行く先々でトラブルが起きるので、自分のことを疫病神ではないかと疑い始めた。
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「疫病神扱いされてたまるか!次こそは絶対に成功させて見返してやる」
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