厄神
やくじん
名詞
標準
文例 · 用例
このほか、産児の臍緒が落ちていたというので、辻の通行止めがあったり、火災の出た場所の土をふるわせて、火の神を祀ったり、およそ気病いの厄神が、上流層の心に、これほど悪戯を振舞いぬいた時代はない。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
厄神(やくじん)は、災厄をもたらす悪神(疫神とも)と、厄除けの神(または仏)とがある。神社仏閣に祀られているのは当然厄除けの神や仏である。 厄神という言葉は以下のものも指す。 厄神明王 – 愛染明王と不動明王が一体化したもの。 八幡神 – 厄除けの神ともされ、日本全国には「○○の厄神様」と通称される八幡神社が多くある。 全国の八坂神社も厄除けの神であるが、厄神とはあまり称さない。 「厄神」を祀った主な社寺は 門戸厄神(厄神さん) – 兵庫県西宮市門戸西町にある寺院。本尊は薬師如来だが、厄神明王を祀った厄神堂が有名。 尊鉢厄神 若王寺釈迦院 – 大阪府池田市鉢塚にある寺院。本尊は釈迦如来だが、厄神明王を祀った厄神殿が有名。 多井畑厄除八幡宮 – 兵庫県神戸市須磨区多井畑宮脇にある神社。通称、多井畑厄神。 瑞丘八幡神社 – 兵庫県神戸市垂水区高丸一丁目にある神社。通称、垂水厄神。 柏原八幡神社 – 兵庫県丹波市にある神社。通称、柏原厄神。 内林厄神宮(八幡・疫神社 両神社、厄神さん) – 京都府南丹市園部町内林町西畑、垣内古墳 宗佐厄神八幡神社 – 兵庫県加古川市八幡町野村にある神社。 厄神駅 – 兵庫県加古川市にあるJR西日本の駅。宗佐厄神八幡神社に因む駅名。
出典: 厄神 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0