食い散らす
くいちらす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to eat untidily
文例 · 用例
おそるべき青年たちの一塊をさし覗いて、彼らの悩み、――それもみな数学者のさなぎが羽根を伸ばすに必要な、何か食い散らす葉の一枚となっていた自分の標札を思うと、さなぎの顔の悩みを見たかった。
— 横光利一 『微笑』 青空文庫
もっともあの女、貴様のような男に、どこがよくて惚れたのか知らんが、一通り男を食い散らすと、かえって貴様みたいな人三|化七がありがたくなるものと見えるな。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
寝床の中で朝御飯を喰べるのが西洋式だとかいいまして、茹玉子を食い散らすやら夏蜜柑をせせるやら、あげくの果てはベルモットを持って来いのコーヒーを沸かせのと、とんだ政所なんで御座います。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
サーベルが空中で一閃したその時、言葉もないほど突然、中庭一面が恐ろしい光に輝いた――余りに鮮やかで、目をくらませる強烈さで、名状しがたい光――全てを覆い尽くし、食い散らす光。
— A. キングスフォード A. Kingsford 『夢日記』 青空文庫
標準
to eat a bit of everything
標準
to dabble (in something)