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第一感

だいいっかん
名詞
1
標準
first impression
文例 · 用例
これを考えましても、私たち筆執るものには、この第一感興が、最も重要なものだと思われます。
上村松園 虹と感興 青空文庫
とは言ふものの、このとき自分の第一感は言ふまでもなく、今に残る印象によつても、この女はあらゆる点で妖婦と称ぶべき女であつた。
坂口安吾 盗まれた手紙の話 青空文庫
十月二十一日(日曜)晴 D. Bed まるで心持わるく、眠りからさめた第一感が疲れた不満な感情だ。
一九二三年(大正十二年) 日記 青空文庫
楠はバカ正直に一軒ずつ念を入れたおかげで、ムダなところに手間どり、珍しい材料を用いるのはまず第一級の料亭と誰しも第一感で気がつくことを忘れ、その近所まで近づいていながら、タケノコを用いている料亭に限って訊き落している。
その二十 トンビ男 明治開化 安吾捕物 青空文庫
その桂ハネが第一感で、それを予定していたのであったが、敵が指した瞬間に、イヤ、危いぞ、という思いがしていきなりプイと立ち上ってしまったのである。
坂口安吾 桂馬の幻想 青空文庫
第一感が働くのは娘をはじめて見た瞬間でなければならないように思われるんだがね」「それもあるかも知れませんが、たとえば将棋の場合、序盤に第一感の働く余地がないようなことも思い合わせてみることができやしませんか。
坂口安吾 桂馬の幻想 青空文庫
急所へきてはじめて第一感があるのでしょう」 木戸は野村をほったらかして家のまわりを歩いてきたが、何の収穫もなかったらしい。
坂口安吾 桂馬の幻想 青空文庫
もしも木戸が再びここを訪れてその第一感にからまる疑惑を明らかにした場合、そしてその疑惑が的を射たものであった場合、木戸の運命がどういうことになるかと考えてみたのである。
坂口安吾 桂馬の幻想 青空文庫
作例 · 標準
プロ棋士は、盤面を見た瞬間の第一感を大切にしつつ、それを裏付けるための深い読みを行う。
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デザイン案を見た時の私の第一感は「少し派手すぎる」だったが、見慣れると案外悪くない。
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事件現場に足を踏み入れた刑事の第一感は、これは単なる事故ではなく事件だというものだった。
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