阻喪
そそう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
loss of spirit
文例 · 用例
そのためにややもすると前進する勇気を阻喪しやすい。
— 寺田寅彦 『科学者とあたま』 青空文庫
が、宗徒はスペインなどからの援兵をひそかに期待していたかも知れぬから、外船からの攻撃は兵気を阻喪させたに違いない。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
カールは再戦を辞せぬ決心であったが、ザクセン軍は志気阻喪して十二月二十五日遂にドレスデンの講和成立し、ブレスラウ条約を確認せしめた。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
だからそんなものに、縋ったって頼もしくはないし、そんなものに黙殺せられたって、悪く言われたって阻喪するには及ばない。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
これは意気阻喪の時ではなく、情意沈潜の時である。
— 豊島与志雄 『猫性』 青空文庫
将来若し敵機を、帝都の空に迎えて、撃つようなことがあったならば、それこそ人心阻喪の結果、我は或は、敵に対して和を求むるべく余儀なくされないだろうか。
— 桐生悠々 『関東防空大演習を嗤う』 青空文庫
少年の聖なる禽獸の眼を輝かした其の最初の時代に、次いで、絶望の闇い眼を、青春時代に、狂氣と粗暴の眼を飛躍の時代に、忽ち喜悦を、忽ち意氣阻喪を自己の建設の時代に、おお吾が墓は市内の到る處にある。
— 福士幸次郎 『展望』 青空文庫
なるほど、それはよくともすれば「伝統」にとらわれやすい、同時にまた精緻な「論理」に足をすくわれて意気阻喪しやすい若者を鼓舞して勇ましく「新組織」への戦いに従事せしめることができよう。
— 末弘厳太郎 『嘘の効用』 青空文庫
作例 · 標準
度重なる失敗に、彼はすっかり阻喪してしまった。
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チームの敗戦で、選手たちの間には阻喪の雰囲気が漂っていた。
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どんな困難に直面しても、決して阻喪することなく前向きに取り組むべきだ。
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