開発
かいはつ異読 かいほつ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #424 · 青空 1643 例
標準
development
文例 · 用例
全体に伊香保の人は、自然の美を人工によつて開発することを知らない。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
花袋は、明治二十七年四月六日、太田玉茗(花袋夫人の兄)とともに、武州小金井の桜花を見て、急に幕末の儒者林梁の昔は言わず、田山花袋を以て多摩川開発の恩人とせずばなるまい。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
日本は過去十余年間、巨額の資本と高貴なる犠牲(日独戦争)を払いて、山東の資源を開発し、現に邦人の投資額約一億五千万円に達する。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
慧鶴は遂に仏教の開発性を疑い出したのだという。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
横浜開港時代に土地開発に力を尽し、儒学と俳諧にも深い造詣を持ちながら一向世に知られず、その子としてただ老獪の一手だけを処世の金科玉条として資産を増殖さしている老爺もある。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
奥州六県、六百三十万の民はかくして先人の開発せし特徴ある産業をおろそかにせず、益々これが発達の途を講じ、渡り鳥は永遠にさまよへども、素朴なる東北の民は最早や動かず、米を作つて林檎を売り、鬱蒼たる美林につづく緑の大平原には毛並輝く見事な若駒を走らせ、出漁の船は躍る銀鱗を満載して港にはひるのである。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
人間界の心池の中に霊活なる動物の、心機妙転の瞬時の変化も、或は蓮花開発に似たるところあり。
— 北村透谷 『心機妙変を論ず』 青空文庫
文覚が袈裟を害したるは実に彼の心機を開発したるものなり、蓮花蕾を破りて玉女泥中に現れたるは、実にこの晨なり。
— 北村透谷 『心機妙変を論ず』 青空文庫
標準
exploitation (of resources)