荒物
あらもの
名詞
標準
household tools (e.g. brooms, dustpans)
文例 · 用例
暗闇阪を下りつめた角に荒物屋がある。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
振りむいたとき見ると荒物屋の娘であった。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
翌る年の春、上野の花が散ってしまった頃、ある夜膳を下げに来た宿の主婦の問わず語りに、阪の下の荒物屋の娘が亡くなったと云う話をした。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
ある夜荒物屋の裏を通ったら、雨戸を明け放して明るい座敷が見える。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
やもりと荒物屋には何の縁もないが、何物かを呪うようなこの阪のやもりを行き通りに見、打ち続く荒物屋の不幸を見聞きするにつけて、恐ろしい空想が悪夢のように心を襲う。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
二、三日経て後の夕方、荒物屋の座敷には隣家の誰れ彼れが大勢集まって酒を酌んでいた。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
下宿の主婦は、荒物屋には若い好い後妻が来たと喜んで話した。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
今年の夏、荒物屋には幼い可愛い顔が一つ増した。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日荒物について考えている。
荒物という言葉は日本語で重要だ。
彼は荒物の意味を理解している。
この文には荒物が含まれている。
ウィキペディア曖昧さ回避
荒物(あらもの、あらきもの) 粗大なもの。箒や笊などの大まかな作りの日用品。雑多な道具。荒道具。 生のもの。鳥や魚などの未加工の供物。新物とも表記する。 毛の荒物(毛の麤物)。毛のあらい大きな鳥獣。毛の和物(毛の柔物)とあわせて供物の鳥獣一般を表す。
出典: 荒物 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0