釣り糸
つりいと
名詞頻度ランク #43879 · 青空 30 例
標準
fishing line
文例 · 用例
いわゆるバブルがはじけて、ばったり仕事が来なくなった鳶の親方の父は、荒川の土手に出かけて釣り糸をたらすようになります。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
木部の顔は仮面のように冷然としていたが、釣り竿の先は不注意にも水に浸って、釣り糸が女の髪の毛を流したように水に浮いて軽く震えていた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
この少年もまた眠くてうとうとして、釣り糸は垂れているものの、舟は漂うままである。
— THE DREAM OF A SUMMER DAY 『夏の日の夢』 青空文庫
長いこと待って、やっと何かが釣り糸に掛かった。
— THE DREAM OF A SUMMER DAY 『夏の日の夢』 青空文庫
浦島は、釣り糸からこの動物を優しく放してやり、神に祈りを捧げた。
— THE DREAM OF A SUMMER DAY 『夏の日の夢』 青空文庫
そして、住職は、浦島の釣り糸、また海神の国から持ち帰った不思議な宝物を保存している。
— THE DREAM OF A SUMMER DAY 『夏の日の夢』 青空文庫
前駆の人払いの声の遠くなるとともに涙は海人も釣り糸を垂れんばかりに流れるのを、われながらあさましいことであると思いつつ中の君は寝ていた。
— 宿り木 『源氏物語』 青空文庫
竹切れで釣り糸を垂れたり、手網で岸辺をかきまわしたりして、僅か二三びきの小魚や小蝦を、バケツの中に生捕りにしてる子供たちを見ては、誰も恐らく禁制のことなど忘れて、暫くは立止って笑顔でうち眺めるだろう。
— 豊島与志雄 『文学以前』 青空文庫
作例 · 標準
魚が食いついた瞬間、ピンと張った釣り糸が太陽の光を反射してキラリと光った。
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複雑に絡まってしまった釣り糸を解くのは諦めて、ハサミで切って新しく張り直すことにした。
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防波堤に放置された釣り糸は、海鳥が絡まって怪我をする原因になるので必ず持ち帰ろう。
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ウィキペディア
釣り糸(つりいと)とは、釣りに使われる細い糸のこと。釣り竿・リール側に付いている比較的太目の釣り糸を「道糸」(または英語読みのままで「ライン」)、針側の細めの糸を「ハリス(鉤素)」と呼び区別するのが一般的である。
出典: 釣り糸 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0