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共振

きょうしん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #19848 · 青空 8
1
標準
resonance
文例 · 用例
で有るから大悟して幸不幸を雙忘して仕舞ひ得れば兎も角も、普通の處から立論すれば、在來年々に不滿足を感じて、嗟歎したり祝福したりして居るやうなものならば、是非共振ひ立つて自己を新にして、そして新なる運命の下に新しい境遇を迎へねばならぬので有る。
幸田露伴 努力論 青空文庫
3 この時代の揺れに、タケシの入学した高校も共振しはじめていた。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
受験を控えた三年生が比較的大人しく見えたのに対し、二年生にはかなり、タケシの抱いていた高校生像から逸脱し、時代の揺れに共振しはじめた連中が多かった。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
壇上の西を見上げるビル・ゲイツには、その言葉に彼が込めた万感の思いに自らの琴線を共振させることができた。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
この帆村荘六は、さっき古堀医師が首を左右に振ったときに、それと共振するように首を左右に振った唯一の在室者だった。
海野十三 地獄の使者 青空文庫
しかし二人共振りむいて見ようともしない。
下村湖人 論語物語 青空文庫
彼にとっては死や孤独を直射するよりも、「清浄さ」というそれらからの反照に託した表現をすることの方が自分とより共振するように感じたのかもしれない。
藤野古白 藤野古白句集 青空文庫
しかし彼女たちには絵を描く必要はなく、いまの彼女たちそれぞれのありかたが、そのまま彼女たちのぜんたいであり世界であるという強さのなかにいるから、この強さにおいて、彼とまったく対等の関係のなかで、彼の発揮する機能と呼応し、共振や共鳴をすることが出来る。
片岡義男 物のかたちのバラッド 青空文庫